死後事務委任の流れ | 神奈川県川崎市、横浜市やその近郊で相続手続き・相続登記なら「いがり円満相続相談室」

ここでは、死後事務委任をするまでの流れについてご説明します。

１　お問合せ

まずはメールフォームまたは電話にて、お気軽にお問い合わせください。無料相談をご希望の方は日時や相談方法についてもお知らせいただくとスムーズです。

２　無料相談

死後事務委任に関するご相談は、多くの場合１時間～２時間程度のお時間をいただきます。少し長めのお時間になりますが、ご相談者のライフプラン、ご希望になる死後事務委任の内容、関係者に関するヒアリングなど、お話をお聞きする内容が多岐にわたるためです。長時間のご相談が難しいようでしたら、２回、３回に分けてのご相談も可能です。

ご相談を受けて、具体的な死後事務委任のご依頼を希望される方はその場でお見積り、ご契約となますが、持ち帰って考えたいとか、他の事務所の話も聞いてみたいということでも全く問題ございません。また、無料相談したからといって後日こちらからお電話することもありません（業務依頼のご要望が無いのにお電話するのは、お互いにとっていいことはないと考えるからです）。

３　報酬額のお見積り

ご希望の場合には、死後事務委任で依頼を希望される業務内容によって、お見積書を作成いたします。

４　ご契約

お見積りとサービス内容にご納得いただけましたら、正式な業務委任契約書に署名捺印をいただきます。

５　執行費用の計算、ご用意

ご相談時にお伺いしたをもとに、葬儀費用、埋葬費用、遺品整理費用、医療費や施設入所費用の支払いなど、死後事務の遂行に必要な諸経費の算出します。

そして、その費用をご自身で確保しておいていただくか、死後事務委任契約の成立後に預託金として当事務所にお預けいただくことになります。預託金として当事務所がお預かりした場合、専用の預り金口座にて保管いたします。

６　死後事務委任契約書の作成

相談時にお伺いしたご希望の内容に基づいて、どのような内容の死後事務を依頼されるかを定める死後事務委任契約書案を作成します。

７　死後事務委任契約の締結

死後事務委任契約の文案がまとまりましたら、これを公正証書にて作成します。

ご一緒に公証役場へ赴いていただくか、または公証人にご自宅や入院先・入所先まで出張してもらい、公証人立ち会いのもとで契約書を締結します。

８　定期的なご連絡

契約成立後は、１年に１回程度定期的な連絡や面談をし、ご契約者様の生活状況や健康状況を把握します。

任意後見契約や見守り契約を合わせて締結していただいている場合は、２～３ヶ月に１回程度のご面談を行い、必要な範囲で財産管理をしたり、体調を崩されて入院されたり施設入所される場合の対応も行うことが可能です。

９　相続発生、死後事務委任の執行

ご契約者様が亡くなった場合は、生前に締結した契約の内容に基づいて、葬儀･火葬、埋葬、役所での諸手続きなど死後事務手続きを行います。